初心者が知っておきたいレンタカーの必須知識

草原を走る車

旅行をする場合にレンタカーがあると、いろいろな所を自由にまわれます。しかし、頻繁に旅行に行かないとレンタカーを利用する機会も少ないでしょう。これまでレンタカーを借りた経験がない人も少なくはないでしょう。このWebサイトでは【初心者が知っておきたいレンタカーの必須知識】をご紹介しています。

レンタカーを借りる場合に、どういったものが必要なのでしょうか?

林道に停めた車

当日、車種に空きがあればレンタルできますが、飛び込みでレンタカーを借りるのはお薦めできません。希望の車種がなかったりしますし、手続きに時間がかかるからです。せっかく旅行でレンタカーのプランを立てていてもレンタカーそのものがなかったら困りますよね。

電話予約もできますが、インターネットのほうが割引きがあったりして、自分で考える時間も自由ですからお薦めです。当日はレンタカー会社のカウンターに出向いて「予約番号」を提示して手続きします。ここで必要なものが「自動車運転免許証」です。もちろんですが、免許証がないと免許不携帯です。道路交通法違反になりますから、レンタカーを借りることはできません。契約者以外に運転をする人がいるならば、その人の免許証の提示も必要です。

レンタカー会社によっては、健康保険証など別の本人確認書類を提示される場合もあります。当日払いの場合は、レンタカー会社によりますが、原則クレジットカード払いが多くなっています。現金支払いをしたい場合は確認をしておきましょう。

高速道路を走行するならば「ETCカード」も必要になります。ゴミ袋やティッシュなども使うならば持参するほうがいいでしょう。あとは、車の中で聞く音楽やスマートフォンの充電コードなどです。必要に応じて快適に過ごせるアイテムを用意しておくと便利です。

免許取り立てでもレンタカーを借りることは可能なの?

夜の街を走る白い車

仮免許証の場合はアウトですが、正規の自動車運転免許証があれば、初心者でもレンタカーは借りることができます。しかし、条件付きでのレンタルになる場合もあります。例えば、大手のレンタカー会社の一部には、免許首都K後1年未満の人が運転する場合は、免許取得後3年以上の人が同乗することが条件になっています。

レンタカー会社によっては、免許取得後3か月未満ならば3年以上の経験者が同乗する事プラス免責補償制度へ加入ができない場合もあります。それぞれ契約するレンタカー会社によって条件は違います。同じレンタカー会社でも営業所によって違う場合もあります。事前に確認しておくといいでしょう。

旅行に出発する前に知っておきたいポイントとは?

まっすぐな山道

レンタカー予約は事前予約がお勧めだと言いましたが、事前予約していても当日は何かと手続きがあります。それなりに、時間がかかります。レンタカー会社に立ち寄る時間は十分に余裕を見ておきましょう。

(1)予約の確認(2)免許証の確認(3)本人の確認(4)クレジットカードの提示(5)書類にサイン(6)事故が起きた場合の対応(7)保険の説明などです。大まかな走行距離や行き先・高速道路の運転の有無や夜間走行の有無を聞かれることもあります。できるだけ返事できるようにしておきましょう。

基本的にガソリンは満タンにして返すようになっています。ガソリンスタンドに立ち寄れなかった場合は返却時点で清算もできます。少し程度は割高になりますようですから、事前に満タンにするほうがいいでしょう。初心者マークが必要ならば持参しておくほうが無難。無料貸出している場合もありますが数は限定的です。

手続きが終わると出発です。出発する前にはエンジンのかけ方・ETCカードを挿入する場所・ナビの使い方・燃料タンクの開け方は確認しておくといいでしょう。慌てることはありませんので、座席の高さ・位置・バックミラーの角度などしっかりと合わせてからスタートしましょう。しばらく車の感覚が掴めるまでは慎重にゆっくりと運転するほうがいいです。

レンタカーの車種や装備について知っておきたいこと

駐車する黄色いワーゲン

車種のラインアップが豊富なのは大手のレンタカー会社です。軽自動車・バンタイプ・軽トラック・ミニバスまであったりしますね。普通乗用車でも数段階の排気量のタイプがあります。中には外車やスポーツタイプも車種もあります。それぞれのグレードによって料金も違います。

カーナビゲーションシステムは今は標準装備と考えていいでしょう。禁煙者指定・喫煙者指定などのリクエストも無料の場合が多いです。チャイルドシートやスタッドレスタイヤ・スキーキャリアは別途有料でレンタルできます。新車希望や4WD希望も受けてくれる場合もあります。

車種指定ができるかどうかは車種によっても違います。事前にオフィシャル・ウェブサイトで調べたり、電話で問い合わせたりしておきましょう。

レンタカーの保険システムや補償制度について

駐車場に置かれた白い車

万が一交通事故が発生した場合にレンタカーを借りた人が支払う必要があるものは3種類あります。
(1)保険の免責額(2)保険での補償額を越える損害分(3)ノン・オペレーションチャージです。
それぞれを説明しますので理解しておきましょう。

(1)保険の免責額

レンタカーの設定料金には基本的な保険料金はセットされています。その保険の範囲内で万が一、交通事故を起こしたら、対人補償や対物補償が賄われるようになっています。そこには、契約した人が支払うべき免責金額があります。

例えば物品をレンタカーで破損させてしまった場合は対物賠償保険補償になりますがこの場合5万円が免責金金額とか、車を傷つけてしまった場合の車両補償は5万円とかです。両方該当する場合は10万円が免責金額とはり、契約者の負担となるわけです。

(2)保険での補償額を越える損害分

レンタカーを借りてすでに基本の保険でカバーされるべき金額を超過する場合の事故も起こりえるでしょう。その場合の差額は契約者が支払わなければなりません。
たとえば、対物賠償保険の限度額が3000万円の設定であれば、それを越えた場合は自己負担になりますので注意してください。保険があるから大丈夫と過信しないことが大事です。

(3)ノン・オペレーションチャージ

ノン・オペレーションチャージは修理をすることで、そのレンタカーが営業に使えない期間の損害を補償するものです。交通事故を起こしてレンタカーを営業所に自走して戻せたとしましょう。その場合は2万円とかが相場です。レンタカーが動かなくなってしまって営業所まで戻せなかった場合は5万円程度が目安となっています。

免責補償制度(CDW)とは?

CX-5

前述した10万円の金額を支払わなくても良いようにする制度がこの「免責補償制度(CDW)」です。1日単位で申し込むことができます。金額はレンタカー会社や借りる車種によっても違います。目安の金額ですが1日あたり1000円から2000円です。

特に運転に自信がない人は、この制度に加入しておきましょう。免許をとって期間が浅い場合は、免責補償制度に加入できないレンタカー会社もあります。各レンタカー会社では独自に追加の支払がないような補償制度を設定しています。「安心プラン」などの名目で申し込めます。不安な場合は加入しておくといいですが、当然ながらトータルのレンタル費用が高くなります。ビギナーの場合は安心できることを最優先に考えた方がいいでしょう。手厚い補償制度に加入することをお勧めします。

レンタカーを借りるのが初めての人に役立つレンタカー会社を選ぶ秘訣とは?

砂漠の道に停車する白い車

旅行先などでレンタカーを借りる料金は、その時期や季節によって大きくことなってきます。例えば、春休み・ゴールデンウイーク・夏休み・お盆・連休・年末年始などの多客期は金額が高くなります。しかしながら、レンタカー会社によってはキャンペーンをしていることも少なくありません。

予定が決まったら早めに予約をするといいでしょう。事前に調べておくと早期契約割引などでお得な料金でレンタカーを借りることができます。最近はレンタカーの金額を比較できるようなサイトもできています。決まったレンタカー会社があるならば、会員になっておくとさらに特典があります。近くに便利が良いレンタカー会社があるならば、そこの会員になっていると便利です。

ここで注意しなければならないのは、レンタカーの金額だけで借りることを決めないことです。パッと見、安いと思ってもレンタカーの中に保険や補償制度が別料金の場合があります。激安の場合は特に注意しておきましょう。車体も古かったりナビゲーションシステムも旧式で操作性が悪かったりする場合も珍しくないです。

ナビゲーションシステムそのものが標準ではなくて、追加料金を取られる場合もあります。大切なことは何がレンタカー料金に含まれているかどうかを知ることです。

また営業所の場所も確認しておきましょう。もしも、営業所の場所が不便な場所にあるならば、そこに行くだけで手間も時間もかかってしまいます。特に長期間の旅行の場合は荷物も多くなりますから、営業所の近さは大きなチェックポイントになるでしょう。金額に目をやりがちですが、いろんな条件を確認してトータルで選ぶようにしましょう。せっかく安く借りたと思ってもあとで追加料金がかかってくると気分が良いものではありませんからね。

JRが運営しているおトクなサービスで「レール レンタカー」があります

路上駐車する青い軽自動車

旅行する場合は飛行機ではなくてJRを使う場合もあるでしょう。最初からレンタカーを使うのではなくて、現地までJRの新幹線や特急を使い、その駅でレンタカーを借りて移動したい場合もあります。そんな場合にJRの金額も割安になるのが「レール レンタカー」なのです。

「レール レンタカー」を使った場合は鉄道の乗車券が20パーセント割引になるだけでなく、特急料金も10パーセント安くなります。さらにレンタカーも免責補償制度(CDW)料金込のスペシャル料金で借りることができます。「レール レンタカー」が良いのは営業所の場所が駅からとっても近いことです。これもお薦めできるポイントです。

「レール レンタカー」の条件としては、少しマニアックな利用条件があります。鉄道オタクの人は良く使っていますね。JRノ営業キロを片道・往復・連続で201km以上利用することが必要です。

「レール レンタカー」を使えば、現地まで長距離の運転をする必要がありません。いくら高速道路ができたと言っても長距離の運転は疲れてしまいます。旅行自体がしんどい思いをしますし、事故に遭遇するリスクが高まります。特に免許をとってドライブ経験が少ないならば、できるだけレンタカーの走行距離が短いほうがいいでしょう。普段乗り慣れている車と同じタイプを指定しておけば精神的にも楽ですね。

まとめ

山道を走るJEEP

いかがでしたでしょうか?

初心者が知っておきたいレンタカーの必須知識のあれこれをご紹介してきました。これで初心者でもレンタカーを借りることができるでしょう。レンタルする上で必要な基礎知識を説明してきました。別ページで参考になる記事をピックアップしておりますので、あわせて参考にしてみてください。

レンタカーを借りる前に知っておきたい最低限度の知識やレンタカー会社の選び方もこれでおわかりいただけたと思います。楽しい旅行にするために、早めに予約をしておくと安心です。飛行機を使う場合は空港でもレンタカーのカウンターがあります。荷物を受け取れば、あとはレンタカーのカウンターに出向くだけです。大きな鉄道の駅ならば、駅の近くにレンタカーの営業所があります。以外と便利に使えるのがレンタカーです。自動車運転免許があれば、旅行中の荷物もラクラク運べるレンタカーは使い勝手があります。

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